レポート
レポートが、あるのです。
明日、提出なのです。
英語で書かなくてはいけません。前の記事で書いたように私は英語が全くできません。1番できないのは話すことですが、それと同じくらい書くこともできません。まあもちろん聞くことも読むこともできませんが。
週2回ある、大学の英語の授業。
週に1回くらいのペースで、A4用紙1枚程度の作文課題が提出されます。その毎回、20〜100分の動画(ほとんどは英語の動画)を観て、ある1シーンについて考察を書かされるのです。
つらい。
これは毎週の課題に精神を削り取られた男の、
たった一言だけ口にすることのできた、
絶望。
あれかな、改行しすぎかな。
他のクラスの人たちはここまで課題地獄ではないようです。我々が、外れだった。それだけの話。それだけのせいで、私は今非常に苦しんでいます。
前の記事で書いた通り、明日はレポートを2つ提出する必要があります。なぜでしょう。
こんなに苦しんでいるのですから、さぞのっぴきならない事情があるに違いない。不運が重なってしまったのでしょうか。
そうです。
その通りです。
前回課題をサボって提出しなかったのです。
完全に
自☆業☆自☆得
普段も一つの課題を仕上げるのに相当時間がかかっています。そのうち8割は「めんどくさいから後回しにしよ~~っと」といって何もしない時間が占めています。そういうわけで週に1つ仕上げるのが精一杯です。
なのに今回は2つも。それを一日、いや、今は21:00。この時間からだと、一晩で終わらせなくてはいけない。
拷問。
魔の12時間が今、始まる。
もちろん眠れるはずがない。徹夜だ。少しも気を抜いてはいられない。
そう思って、私はパソコンに向かい、
「マリオカートDS」のコースである「GBA・スカイガーデン」のタイムアタックの記録を更新しました。
……あれ?
「気がついたら右手がDSiLLの電源をつけていたんだ」と後に三木は語る
ちなみに参考までに2017年4月30日に撮っていた結果も置いておきます。この日以来、私はDSに触っていません。むしろ何故今日DSを手に取ってしまったのか。わかりません。
あ、この画像の最高記録での最速ラップが、今回の記録の1番遅いラップよりも遅いんですね。成長が感じられます。
マリオカートDSは、ミニターボを駆使することが最速タイムの最大の秘訣です。
ミニターボは、横に入力している状態でRボタンを押してドリフトを発動させ、Rボタンを押したまま左右交互に十字キーを入力してチャージし、押していたRボタンを解放することで少しの間、しかし決して馬鹿にできない程度の加速を生じます。
Rボタン!右左右左!Rボタン離してミニターボ!またRボタン!左右左右!ミニターボ!Rボタン!右左mghdr
左手の親指が激痛いです。
それだけではありません。Rボタンを離した後すぐに押す必要があります。また、左手が右左右左と左右に揺れながら激しい入力を行っているときたもんですから、その部分を支える必要がありますね。
右手の小指がつりました。
皆さん想像できるかわかりませんが、左手が左右に揺れていて、右手の人差し指が上下に揺れている状況。
すべて右手の小指で支えています。
あまりにも重労働。
否、
それだけではない。
我々は忘れていた。
マリオカートの根源とも言える、いわば人間における心臓のような。
Aボタンの存在を。
左右に揺れる十字キー、少し離れたかと思えばまた押されるRボタン、キノコを使うタイミングが重要であるXボタンの陰に隠れた、Aボタン。
基本的にずっと押しっぱなしにしているが、このボタン、押す力が少しでも弱くなると減速してしまいます。それは、速さのみを追求するタイムアタックというルールにおいてあってはならないことです。
つまり、80秒間ずっと全力で押され続ける。
ボタンが押されると言うことは、
本体も押されると言うことだ。
当たり前のことだ。犬が西向きゃ尾は東。1+1=2とおなじくらい周知の事実。
つまり、
左右に揺れる左手の親指と、上下に震える右手の人差し指、そしてなにより、
80秒間常に奥に押し込む右手の親指に。
か弱き我が小指は、
孤軍奮闘。
立ち向かっているのだ。
右手の小指が痛い。
......という訳なのです。この時点で時計の針は23:30を示していました。どんだけマリカーしてたんだこいつは。
さて、マリカーでついに80秒の壁を越えた私は、
パソコンに向かい、
ブログを打ち込み始めました。
馬鹿です。
救いようがありません。
未だ読者数0、それどころかアクセス数0のこのブログに、今あった出来事を真顔で文章にして公開する。
筆者は何をしているのだろうか。
......それほどまでに英語が苦手だと言うことです。
今日もGoogle翻訳先生の力を借りたいと思います。そもそも書きたいことが思い浮かばないので詰んでいますが。
畢竟私は、真面目な文章を書くことができないのです。